2020年テレワークの効率化を狙って投資したものの使用レビュー
年末のタイミングで、今年は4月からテレワークで在宅することが多くなり家のテレワーク環境を整備していったが
あまりにAmazonの購入履歴のページ数が増えているのが怖くなって
それらの物欲の投資効果を振り返るためにしばらく使った感想などをまとめてみます
活用できている(満足度が高い)ものランキング
1位: 電動昇降デスク
商品名: FLEXISPOT E3B(天板別売り)
購入の動機
- もともと使っていたPCデスクがガラス製で、SNSなどで粉々になっている写真を見て怖くなり購入を検討
- ガラスのPCデスクは引っ越しの時も「ガラス製だと上に荷物が載せられないのでトラックの中でデッドスペースになりますよ」と言われるなど、デメリットが多かった
- しばらく使った感想
- メーカー推奨は120cm~だが元々のガラスのPCデスクの幅が110cmで設置スペース的にも110cmを超えるとNGだったが、FlexiSpot E3Bの脚部分の幅が110cmが最小だったので110cmの天板で自作
- 実際に使ってみるとメモリー機能で3つセットできるのが便利で、現在は以下で使用
- 座っているときのPC作業するとき用(68cm)
- 座っているときの書き物をするとき用(73cm)
- 立ってPC作業するとき用(102cm)
- 机の高さの参考はこちらで実施した
- 最新機種では4つメモリができる機種が存在するので、『立って書き物をするとき用』もセットできるとよりよいかもしれない?
2位: オフィスチェア
商品名: エルゴヒューマン プロ オットマン内蔵型 オフィスチェア ブラック エラストメリックメッシュ EHP-LPL KM-11
購入の動機
- しばらく使った感想
- 全く不満がないかというと、強いて言うと会社で使っているオカムラのシルフィよりも肘置きがさっと変えられない点はやや不満がある
3位: キーボード
商品名: HHKB Professional HYBRID Type-S 日本語配列/墨
購入の動機
- しばらく使った感想
4位: Web会議用スピーカー
商品名: Anker PowerConf
購入の動機
- 家用に元々手頃な会議用スピーカーが欲しかった
- eMeetやYAMAHAの会議用スピーカーなど、小型の会議用スピーカーは2~3万するものが多かったが、PowerConfは1万ちょっとで購入できる点が非常に魅力的だった
- 更にモバイルバッテリーに強いAnkerならではのスピーカーにモバイルバッテリー機能をつけるという、なかなか斬新な発想も気に入ったポイントの一つ
しばらく使った感想
5位: モニタ設置型デスクライト
商品名: BenQ ScreenBar Plus モニター掛け式ライトスクリーンバー プラス
購入の動機
- ゲーミング系のガジェットを紹介しているYoutuberの方が紹介していたのと、Slackの物欲系チャンネルで同様の商品が紹介されていて、気になったので購入
- 似たような商品はいくつか存在しているが、今回購入したタイプは照明の設定が独立したコントローラで行えるのでモニタ上で不安定な中操作するよりも便利であろうと思い選定
- しばらく使った感想
- モニタの電源と連動するのが地味に良い
- コントローラーで色温度を変えられるのがメリットだが、実績として一旦設定したらほぼ変えないので手元操作で変えられるコントローラタイプでなくても特段不便はなさそう
活用できていないものランキング
1位: Web会議用のパーティション
- 商品名: パーテーション 4連 高さ174cm 折りたたみ
- 購入の動機
- テレワークの頻度があがって普段顔が見えない分Web会議でのコミュニケーションが重要になると考え購入
- しばらく使った感想
- 在宅でのテレワークは様々な環境で実施されており、作業場所の制約やネットワークの制約などでWebカメラが全員が使える環境でないこともあり、4月以降カメラを全員が使っているケースはほぼなかった
- 大多数がカメラが使えないのであれば自分も映さなくていいかーという気持ちになるだけでなく、比較的社内のイベントでの使用時も帯域を圧迫するのでカメラは禁止という風潮ができてしまった事も理由の一つ
- 帯域については仕事で関わる業界の関係上少し歯がゆさを感じてしまうが、在宅時の通信費用は各家庭の家計を圧迫するので仕方がない
2位: Webカメラ
- 商品名: Logicool STREAM CAM C980GR
- 購入の動機
- テレワークで表情が見えないと色々コミュニケーションに支障が出てくるだろうと思い購入を検討
- 購入検討当時、テレワーク需要の高まり、ヘッドセットやWebカメラの入手が困難だったが、たまたま在庫があるのを見かけて購入
- しばらく使った感想
- まず画質の良さを期待して購入したが、その点においては期待通りだった
- 一方で完全に読み違えたのは活用できていないものの1位にあげたものと同じ理由で、思ったよりもWeb会議でカメラを使うシーンが無かったことで正直な所現時点であまり活用できていない
3位: ヘッドセット
- 商品名: Logicool USBヘッドセット H390R
- 購入の動機
- Anker PowerConfを購入したとに元々もっていたUSBタイプのヘッドセットが壊れた為、ヘッドセットタイプもあったほうが会議によっては良いだろうと思い購入
- しばらく使った感想
- 性能としては最低限スムーズにWeb会議をする音質ではあるのと、手元のミュート操作ができるコントローラが便利であった
- 現状として、部屋で音を鳴らしながら会議しても家族に迷惑がかかる状況でないのも大きいがAnker PowerConfでほとんどの会議を済ませてしまっているので活用できていない
ロジクール USBヘッドセット H390ブラック H390R 1台 ds-2141846
- メディア: エレクトロニクス
まとめ
使う時間が長いものにお金をかけるのが良いという話をよく聞くが、椅子と机とキーボードは投資効果が非常に高いと感じた。 また、会議用スピーカーや照明も長時間の作業や会議での疲労を軽減に貢献しているので全体的には購入して失敗のない投資となった。
今後も在宅作業をする中で生産性向上に繋がりそうなものは、色々と購入して試していきたいと思う。
Concourse Meetup Tokyo #5
Infomation
- 開催日: 2017.3.13
- 場所: Pivotal Japan
- URL: Concourse Meetup Tokyo #5
Schedule
Reception(19:00-19:30)
- Pivotalさんから提供のピザとビール!
Talks(19:30-21:00)
Use database in your Concourse Pipeline (Gwenn Etourneau, Pivotal Japan)
Concourseの中でCIする際にDB等ともつなげたいケースがある
Taskのなかでdocker-composeを呼ぶというアプローチもとる事が可能
From legacy to modern CI/CD in TIS with Concourse (Kazuya Ishida, TIS)
- 1年前からPCF導入
- 社内でもJenkinsを検討したが、以下の理由でConcouseを採用
- Cloud Foundry自体もConcourseを採用している
- 再現性が高い
- Pivotalの方からの熱い提案
- 開発者はGitlabを使って更新しconcourseからmvn等を叩く
- 会社のネットワークポリシーに従ってConcourseを環境毎にそれぞれ配置している
- 最初は簡単なpipelineから始めて、大きくしつつタスク共通化を実施
- 今後の課題
- 本番にデプロイした後切り戻す方法
- 通知系として今後はSlackやメール連携
- UAA連携も実施
- PCFのバックアップなどもpipelineからやるなど
Lesson learned using Concourse in Production (ChatWork, Shingo Omura)
www.slideshare.net
- ここ数ヶ月プロダクションでconcourseを使ってきてその良かったことなどを紹介
opsチームがスケールしない問題を改善したいという思いが強い
concourseの良かった点
- ドキュメンテーションが充実しているのでpipelineを書く際にあまり躓かなかった
- Jenkinsとの比較で良い点としてはプラグインの管理がJenkinsは大変だがconcourseは全てがdocker imageで管理されているのでサーバの構成管理が不要
- ビルドの履歴とpipeline以外は管理していない
- チームサポート機能が便利だった(チームごとのpipelineの分離)
- 認証機能の選択肢が複数あったのが良かった。現在はGithubのものを使っている
- concourseもローカルで立てる事が可能なのでpipelineを手元で開発してそのまま本番に持っていってもトラブルが起きにくいのが良かった
- resourceまわりが全てdocker imageなのでカスタマイズがし易い
- pipelineのTIPS
- aggregateを使うと並列実行可能なので時間がかかるリソース取得部分等並行実施がオススメ
- ci skipなどを使って不要なタスクは実行しないようにするのがよい
- 汎用的なタスクを使う時はinput_mappingを活用すると良い
- attemptsを使うことで1発NGでテストが落ちないようにリトライさせると良い
- concourseで改善したいこと
- ロールベースのアクセスコントロールがないので、pipelineの実行や更新等をユーザごとに分けたりがしたい(fly get pipelineでcredentialsが見えてしまうので)
- parameterized jobが欲しい(ブランチ指定して何処かにデプロイする等のケース)
Building Concourse in Yahoo!Japan (Kei Kitai, Yahoo Japan)
- concourseを自社で立ち上げている中での問題などを紹介
- Pivotalの方からの熱い提案でconcourseを採用
- 人的リソースがなかったので採用を決断
- 導入前に気がついた課題
- 社内のdeveloperが1000人以上居るのでconcourseの台数が必要だった
- BOSHによって解決
- concourseのチーム分割単位をどうするか
- Cloud FoundryもあるのでUAAを使おうと思ったが、既にGithub Enterpriseで適切なOrg分割がされているのでそちらを採用
- DBへCredentialsがそのまま入ってしまう部分について
- 会社のセキュリティポリシーではそのままでは問題があったのでconcourseのDBは別のNWに構築しACL等で暫定対応
- Using Vaultの動きで解決できると期待している
- 社内のdeveloperが1000人以上居るのでconcourseの台数が必要だった
- 立ち上げた後に気になったこと
Build an iOS app with ConcourseCI (Akehito Amanuma, TIS)
www.slideshare.net
- Jenkinsの職人問題としてプラグイン問題がやはりあった
- pipelineのコード化を実施したいというモチベーション
- iOSアプリのビルドを実施するためworkerをdarwin用のものを用意して動かした
- CocoaPodsがrootでは実行出来ない為、タスクの中で権限周りの処理が入っている
- 環境変数周りで苦戦して30回目でビルドが通った
- 残課題
- CI結果のレポートの出力先等をどこにするか
- RocketChatへの通知
- Multi Branch Build
PCF上でのconcourse利用について紹介(Tomohiro Ichimura, Pivotal)
- create serviceでconcourseが使えるようになる
- Cloud Foundryにおける同一のSpaceだけが使えるようになる(要SpaceDeveloper権限)
Cloud Foundry Tokyo Meetup #1
Infomation
- 開催日: 2016.3.31
- 場所: Pivotal Japan
- URL: Cloud Foundry Tokyo Meetup #1
Schedule
Reception(19:00-19:30)
- Pivotalさんから提供のピザとビール!
Talks(19:30-21:30)
Introduction(Tomohiro Ichimura, Pivotal)
- Pivotalの紹介とPWSやPCFの紹介
Route services (Gwenn Etourneau, Pivotal)
Cloud Foundryの新機能のRoute Servicesについて
Route ServiceとしてCliから登録するとLB-Gorouter-APPの経路の間にRoute Serviceを挟むことが可能
個人的なメモ
- 元々興味があって、今回のMeetupの中で一番目当ての内容でした。
API Gatewayなどの様な機能と組み合わせる事でRate Limitや認証追加、ロギング等を実現可能というのは事前に把握済みの内容。 - Route Serviceのデモが、 Rate Limitあたりをデモするのかな?と思っていた所、文字列を表示するPHPアプリとの間にgo言語で実装したRoute Serviceを挟む事で文字列をアスキーアートにして返すというデモで、非常に分かりやすくて面白いデモでした。
Placement pools without placement pools (Carlo Alberto Ferraris, Rakuten)
Rakuten describe the "stack hack" they implemented while waiting for Elastic Clusters to be implemented. #cf_tokyo pic.twitter.com/81UEdBeoRy
— Mark Kropf (@MarkKropf) 2016年3月31日
- 内容
- Cloud Foundryの仕組みで既にあるStacksの仕組みを使ってハイスペック環境と通常環境の振り分けをするというような内容
- 発表者的にもElustic Clusterはやく来て!という感じだった。
- 個人的なメモ
Running your application locally with cf local-push (Taichi Nakashima, Rakuten)
Thanks @deeeet for explaining cf local-push! #cf_tokyo @cloudfoundry pic.twitter.com/sV8Q8eXafZ
— Zach Brown (@moredeploys) 2016年3月31日
local-push
- local-pushを作った背景
『bosh-liteは重すぎるし、nanocf?はイメージが7GB超えるからやっぱりこれも重すぎるよ』という感じ
local-pushがあれば、1GBちょい?位でLocalのDocker環境にbuildpackを使った検証が出来る - 個人的なメモ
より互換性を持たせる為にベースイメージはcflinuxfs2?を使っている?
dokkuをCloud FoundryのCLI pluginを使ってCF向けに作ったようなイメージで、発表中に発表者も話していたが今のCFだとStagingでなにか起きると解析が難しいよねというのは自分も個人的に課題に感じていた。
cf-plugin-update-cli
- 実現出来ること
cfコマンドのアップデートをコマンドラインで可能にするplugin - 個人的なメモ
concourseのflyコマンドも確かアップデートができるので思想的には近くて便利そうだと感じた。
個人的には同じような利便性向上系でCLIのpluginを一気にバージョン管理およびインストールしてくれる君もあると便利そうだなとは思う。
Cloud Foundry Java Client (Toshiaki Maki, Pivotal)
@making is telling the crowd how to use the @cloudfoundry Java client. #cf_tokyo pic.twitter.com/gkx5TDwSiX
— Zach Brown (@moredeploys) 2016年3月31日
- 内容
- Cloud FoundryのJavaクライアントの紹介
- 個人的なメモ
.NET support update / SteelToe roadmap (Zach Brown / Mark Kropf Pivotal)
- 内容
- .NET supportの話で、既存の以降等の互換性を意識するならWindows Server2012のStacksのでそうでないならLinuxの.NETの方?のようなすみ分け
- BOSH Windowsはもう少しで出るよ
- SteelToeの紹介
最後に
おみやげとしてクールなCloud FoundryのロゴのTシャツとステッカーを頂きました。